2級建築施工管理技士 過去問
令和元年(2019年)前期
問2 (ユニットA 問2)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和元年(2019年)前期 問2(ユニットA 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

冬季暖房時における外壁の室内側表面の結露防止対策に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 室内の換気をできるだけ行わない。
  • 室内の水蒸気の発生を抑制する。
  • 室内側表面に近い空気を流動させる。
  • 外壁の断熱性を高める。

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この過去問の解説 (3件)

01

不適当なものは「室内の換気をできるだけ行わない。」です。

選択肢1. 室内の換気をできるだけ行わない。

室内の水蒸気量を下げるために換気をすることで空気の入れ替えが行われ、絶対湿度が下がるので結露対策として有効です

選択肢2. 室内の水蒸気の発生を抑制する。

室内の水蒸気が冷やされて結露するため、水蒸気の発生を抑制することは結露対策として有効です。

選択肢3. 室内側表面に近い空気を流動させる。

冷たい空気は窓や壁の付近で停滞してしまうため、空気を流動させることで空気が室内を循環するので、結露対策として有効です。

選択肢4. 外壁の断熱性を高める。

外壁の断熱性能を高めることで、内部結露が生じにくくなるため結露対策として有効です。

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02

誤っているものは「室内の換気をできるだけ行わない。」です。

選択肢1. 室内の換気をできるだけ行わない。

誤りです。
結露対策では室内の空気に含まれる水蒸気の量を下げるため、室内の換気は必要です。

選択肢2. 室内の水蒸気の発生を抑制する。

設問の通りです。

選択肢3. 室内側表面に近い空気を流動させる。

設問の通りです。

選択肢4. 外壁の断熱性を高める。

設問の通りです。

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03

正解は、【室内の換気をできるだけ行わない。】です。

選択肢1. 室内の換気をできるだけ行わない。

設問は誤りです。

 

室内の換気を行わない場合、室内水蒸気量が上がり結露が発生しやすくなります。】

 

そのため、結露対策の面では室内の喚起を行ったほうがよいです。

選択肢2. 室内の水蒸気の発生を抑制する。

設問通りです。

選択肢3. 室内側表面に近い空気を流動させる。

設問通りです。

選択肢4. 外壁の断熱性を高める。

設問通りです。

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