2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)後期
問14 (建築学 問14)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)後期 問14(建築学 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

ボード類の一般的な性質に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • けい酸カルシウム板は、温度や湿度による伸縮や反り等の変形が小さい。
  • インシュレーションボードは、断熱性に優れている。
  • ロックウール化粧吸音板は、吸音性や耐水性に優れている。
  • シージングせっこうボードは、普通せっこうボードに比べ、吸水時の強度低下が少ない。

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この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なのは、「ロックウール化粧吸音板は、吸音性や耐水性に優れている。」です。
ロックウール化粧吸音板は、名前のとおり吸音性に優れています。また、製品の説明でも不燃性断熱性が大きな特長とされています。いっぽうで、湿気の多い場所での使用を避けるように示されており、耐水性に優れている材料として見るのは適切ではありません。

選択肢1. けい酸カルシウム板は、温度や湿度による伸縮や反り等の変形が小さい。

これは正しいです。
けい酸カルシウム板は、安定した結晶構造をもつため、温度や湿度の変化による変形や変質が少ない材料です。したがって、伸縮や反りが小さいという説明は合っています。

選択肢2. インシュレーションボードは、断熱性に優れている。

これは正しいです。
インシュレーションボードは、木質繊維を使った板で、断熱性吸音性を持つ材料として使われます。建材メーカーの説明でも、断熱性を重視した用途に適しているとされています。

選択肢3. ロックウール化粧吸音板は、吸音性や耐水性に優れている。

これは不適当です。
ロックウール化粧吸音板は、吸音性に優れている点はそのとおりです。しかし、メーカー資料では屋内専用で、屋外や湿気の多い場所には使用しないように示されています。また、湿気を吸うことでたわみや変形が起こることも示されています。ですので、この材料の特長をいうなら、耐水性ではなく、不燃性断熱性を挙げるのが自然です。

選択肢4. シージングせっこうボードは、普通せっこうボードに比べ、吸水時の強度低下が少ない。

これは正しいです。
シージングせっこうボードは、紙や芯のせっこうに防水処理がされている材料です。石膏ボード工業会の資料でも、普通せっこうボードより、多少の湿度であれば強度の低下が少ないとされています。したがって、この記述は合っています。

まとめ

この問題では、ボード類の代表的な特長を正しく結びつけられるかが大切です。
けい酸カルシウム板は変形が少ない、インシュレーションボードは断熱性に優れる、シージングせっこうボードは水に対して普通せっこうボードより強い、という理解でよいです。

特に覚えておきたいのは、ロックウール化粧吸音板の特長は吸音性・不燃性・断熱性であって、耐水性ではないという点です。材料名に「吸音」が入っているので、まず音に関する性能が中心だと考えると整理しやすくなります。

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