2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)後期
問16 (建築学 問16)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)後期 問16(建築学 問16) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物の電気設備に関する用語の組合せとして、最も関係の少ないものはどれか。
  • 避雷設備    ――― 棟上(むねあげ)導体
  • 高圧受変電設備 ――― キュービクル
  • 照明設備    ――― PBX
  • 予備電源設備  ――― 蓄電池

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この過去問の解説 (2件)

01

最も関係の少ないものは、「照明設備―――PBX」です。
PBX構内交換機のことで、電話の内線や外線をつなぐための設備です。これは照明設備ではなく、電話・情報通信に関係する設備です。ほかの組合せは、建築物の電気設備として自然な組合せです。

選択肢1. 避雷設備    ――― 棟上(むねあげ)導体

これは関係があります。
棟上導体は、屋根の棟などに設ける導体で、避雷設備に使われるものです。国土交通省の標準仕様書でも、避雷設備の受雷部として水平導体、メッシュ導体、棟上導体が示されています。

選択肢2. 高圧受変電設備 ――― キュービクル

これは関係があります。
キュービクルは、受変電設備を金属製の箱の中にまとめた設備です。国土交通省の資料でも、受変電設備(キュービクル等)という形で使われています。ですので、この組合せは自然です。

選択肢3. 照明設備    ――― PBX

これは関係が少ないです。
PBXは、会社や建物の中で電話をつなぐ構内交換機です。PBXは内線通話や外線との接続を行うもので、照明をつけたり消したりする設備ではありません。そのため、照明設備との組合せとしては不自然です。

選択肢4. 予備電源設備  ――― 蓄電池

これは関係があります。
蓄電池は、停電時の予備電源として使われます。国土交通省の資料でも、予備電源設備や非常時の電源として蓄電池が使われることが示されています。

まとめ

この問題では、PBXが何の設備かを知っているかがポイントです。
整理すると、
棟上導体は避雷設備、
キュービクルは高圧受変電設備、
蓄電池は予備電源設備、
PBXは電話や情報通信の設備、
という関係になります。したがって、照明設備―――PBXが最も関係の少ない組合せです。

似た問題では、PBX=電話の交換機と覚えておくと、迷いにくくなります。

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02

不適当なのは「照明設備―――PBX」の組み合わせです。

PBXは電話交換機のことで照明設備とは無関係です。

選択肢1. 避雷設備    ――― 棟上(むねあげ)導体

正しいです。

棟上導体とは、建築物の雷保護システム(避雷設備)を構成する受雷部の一つで、建物の最上部に設置されます。

落雷時の電流を安全に地面へ逃がす役割があります。

選択肢2. 高圧受変電設備 ――― キュービクル

正しいです。

キュービクルは、電力会社から受ける高圧電気(6,600V)を、建物内で使える低圧(100V/200V)に変換する機器を金属製の箱(筐体)に収めたものです。

選択肢3. 照明設備    ――― PBX

誤りです。

PBXは電話交換機と呼ばれるもので、オフィスやコールセンターなどで、複数の外線と内線電話を接続・制御する装置です。 照明設備とは無関係です。

選択肢4. 予備電源設備  ――― 蓄電池

正しいです。

予備電源設備とは、防災電源として停電に備えた設備です。非常用発電機(ディーゼル/ガスタービン)や蓄電池が代表例です。

まとめ

建築物の電気設備用語では、設備の用途・系統(電力系・通信系)を正しく区別できるかが重要です。本問では、PBXが照明設備ではなく通信設備に属するという出題のされ方をされているので、基本的な用語を理解しておきましょう。

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