2級建築施工管理技士 過去問
平成29年(2017年)後期
問94 (ユニットH 問94)

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問題

2級建築施工管理技士試験 平成29年(2017年)後期 問94(ユニットH 問94) (訂正依頼・報告はこちら)

外壁ALCパネル工事の縦壁ロッキング構法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • パネル重量を、パネル下部の両端に位置する自重受け金物により支持した。
  • パネル短辺相互の接合部、出隅部及び入隅部には、伸縮目地を設けた。
  • パネル間の目地シーリングは、隣接するパネル相互の挙動に追従できる2面接着とした。
  • パネルとコンクリートスラブの間は、パネル裏面に絶縁材を設けてモルタルを充填した。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は【1】です。

1.パネル重量は、パネル下部の下部短辺小口の幅に対し、中央部でウケプレート等の金物を取り付け、有効に支持できるようにします。

2.パネル短辺相互の接合部、出隅部及び入隅部、他部材との取り合い部分には、伸縮目地を設けるようにします。

3.パネル間の目地シーリングは、隣接するパネル相互の挙動に追従できる2面接着とします。
ロッキング構法におけるパネル間目地は、全てがワーキングジョイントのため、バックアップ材を使用したり、目地底にボンブレーカーを設置するなどして、確実に2面接着を確保する必要があります。

4.パネルとコンクリートスラブの間は、パネル裏面に絶縁材を設けてモルタルを充填します。
絶縁材はモルタルが付着しにくい材質のものを使用します。

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02

ALCパネルとは軽量気泡コンクリートといい、

セメントなどを原料とした外壁用建材です。

耐熱性や強度に優れており、

幅広い現場で扱われています。

選択肢1. パネル重量を、パネル下部の両端に位置する自重受け金物により支持した。

ALCパネルの自重受け金物はパネルを支えるために下地や躯体に取り付けます。

自重受け金物はパネル下部の中央部につけるものです。

選択肢2. パネル短辺相互の接合部、出隅部及び入隅部には、伸縮目地を設けた。

ALCパネルは水分や温度の変化によって、

伸縮・膨張しやすい材料です。

そのため接合部や出隅、入隅部には伸縮に対応するため、

シーリングなどで伸縮目地を設けます。

選択肢3. パネル間の目地シーリングは、隣接するパネル相互の挙動に追従できる2面接着とした。

ALCパネルは動きやすい建材のため接合部にはシーリングをします。

その際シーリングは下地に接着しないよう、

バックアップ材などを用いて2面接着とします。

選択肢4. パネルとコンクリートスラブの間は、パネル裏面に絶縁材を設けてモルタルを充填した。

ALCパネルは水分を吸収しやすい材量です。

コンクリートスラブとの取り合い部や裏面には、

絶縁材を設けて防水性や気密性を高めます。

まとめ

ALCパネルはビルなどの大きい建物だけでなく、

住宅など幅広く扱われる材料のためしっかり学習しましょう。

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