2級建築施工管理技士 過去問
平成29年(2017年)後期
問95 (ユニットH 問95)

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問題

2級建築施工管理技士試験 平成29年(2017年)後期 問95(ユニットH 問95) (訂正依頼・報告はこちら)

アスファルト防水改修工事における、既存部分の撤去及び新規防水の下地に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 既存の保護コンクリートは、ハンドブレーカーを使用し、取合い部の仕上げ材や躯体に損傷を与えないように撤去した。
  • 平場部の既存アスファルト防水層は、けれん棒を使用し、下地材に損傷を与えないように撤去した。
  • 平場部の既存アスファルト防水層を全て撤去した後、立上り部及びルーフドレーンまわりの防水層を残したまま、新たにアスファルト防水層を施工した。
  • 既存防水層撤去後の下地コンクリート面の軽微なひび割れは、新規防水が絶縁工法だったので、シール材で補修した。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は【3】です。

1.既存の保護コンクリートは、ハンドブレーカーを使用し、取合い部の仕上げ材や躯体に損傷を与えないように撤去します。

2.平場部の既存アスファルト防水層は、けれん棒を使用し、下地材に損傷を与えないように撤去します。

3.平場部の既存アスファルト防水層を全て撤去した後、立上り部及びルーフドレーンを残すと、新たにアスファルト防水層の継ぎ目部分が漏水を起こす原因となるため、既存のアスファルト防水層は全て撤去します。

4.既存防水層撤去後の下地コンクリート面の2mm未満のひび割れは、新規防水が絶縁工法の場合には、ゴムアスファルト系シール材で補修します。

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02

1.◯ 既存の保護コンクリートは、ハンドブレーカーを使用し、取り合い部の仕上げ材や躯体に損傷を与えないように撤去する。

2.◯ 平場部の既存アスファルト防水層は、けれん棒を使用し、下地材に損傷を与えないように撤去する。

3.✕ 平場部の既存アスファルト防水層を撤去し、立上り部やルーフドレンまわりの防水層を残すと、残した部分と新たなアスファルト防水層のなじみが悪く、漏水の原因となる。

4.◯ 防水層撤去後の下地コンクリート面の軽微なひび割れは、新規防水が絶縁工法ならば、シール材補修で足りる。

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03

アスファルト防水工事は既存部分との取り合い部分の接合性や、

防水、気密性を重視して新規の防水下地を施工する必要があります。

選択肢1. 既存の保護コンクリートは、ハンドブレーカーを使用し、取合い部の仕上げ材や躯体に損傷を与えないように撤去した。

ハンドブレーカーとは手持ち式の破砕機をさし、

はつり作業を行う道具です。

設問の通り既存の仕上げ材などを傷つけない場合は、

ハンドブレーカーで少しづつ解体します。

選択肢2. 平場部の既存アスファルト防水層は、けれん棒を使用し、下地材に損傷を与えないように撤去した。

けれん棒とは塗料や錆などをはがすために使われるヘラ状の道具です。

アスファルト防水層などはけれん棒などで、

丁寧に除去します。

選択肢3. 平場部の既存アスファルト防水層を全て撤去した後、立上り部及びルーフドレーンまわりの防水層を残したまま、新たにアスファルト防水層を施工した。

新たにアスファルト防水層を形成する場合は、

既存のアスファルト防水層は完全に除去します。

既存の防水層と新規の防水層は分離してしまい、

漏水や下地の腐食の恐れがります。

選択肢4. 既存防水層撤去後の下地コンクリート面の軽微なひび割れは、新規防水が絶縁工法だったので、シール材で補修した。

絶縁工法とは防水層と下地の間に通気層を設ける工法です。

軽度なヒビ割れであればシール材での補修でもよいです。

まとめ

建物の防水性は漏水や水の侵入による腐食など、

建物の構造部に関わる問題が発生しやすいため重要な工事です。

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