2級建築施工管理技士 過去問
令和4年(2022年)後期
問36 (ユニットD 問8)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級建築施工管理技士試験 令和4年(2022年)後期 問36(ユニットD 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

鉄骨工事の検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • トルシア形高力ボルトの本締め完了は、ピンテールの破断とマーキングのマークのずれによって確認した。
  • スタッド溶接の合否は、打撃曲げ試験によって確認した。
  • 溶接部の欠陥であるブローホールは、目視によって有無を確認した。
  • 溶接後のビード外観は、目視によって表面の不整の有無を確認した。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

設問は、鉄骨工事における検査の種類・特徴について問われています。

選択肢1. トルシア形高力ボルトの本締め完了は、ピンテールの破断とマーキングのマークのずれによって確認した。

設問のとおりです。

選択肢2. スタッド溶接の合否は、打撃曲げ試験によって確認した。

設問のとおりです。

15度打撃曲げ試験を行い、ロット数は100本または主要部材1個に溶接した本数のいずれか少ない方を1ロットとして、1ロットにつき1本行う。

選択肢3. 溶接部の欠陥であるブローホールは、目視によって有無を確認した。

設問は誤りです。ブローホールは、超音波探傷試験により確認します。

ブローホールとは、ガスによって生ずる溶着金属中の球状、またはほぼ球状の空洞のことです。

選択肢4. 溶接後のビード外観は、目視によって表面の不整の有無を確認した。

設問のとおりです。ビードとは、溶接後の溶接痕の盛り上がり部分を言います。

まとめ

鉄骨工事における検査の種類・特徴について、高力ボルト・トルシア系高力ボルトなどのピンテールの破断・マーキングのずれの順番や溶接における欠陥部分の確認方法は頻出です。

参考になった数117

02

この問題では鉄骨工事の検査について問われています。

選択肢1. トルシア形高力ボルトの本締め完了は、ピンテールの破断とマーキングのマークのずれによって確認した。

設問の通りです。

1次締め→マーキング→本締め→ピンテール破断及びマーキング確認の順番で行います。

選択肢2. スタッド溶接の合否は、打撃曲げ試験によって確認した。

設問の通りです。

曲げ角度15°で1ロットにつき1本に対して打撃します。

割れその他の欠陥が生じない場合は合格とします。

選択肢3. 溶接部の欠陥であるブローホールは、目視によって有無を確認した。

ブローホールは超音波探傷試験により確認します。

選択肢4. 溶接後のビード外観は、目視によって表面の不整の有無を確認した。

設問の通りです。

まとめ

鉄骨工事において頻出となるのがトルシア形高力ボルトの本締め確認方法です。

作業の手順についても理解しておきましょう。

参考になった数47

03

鉄骨工事の検査について問われています。

選択肢1. トルシア形高力ボルトの本締め完了は、ピンテールの破断とマーキングのマークのずれによって確認した。

設問の通りです。1次締め→マーキング→本締めの順番で行います。トルシア形高力ボルトの締め付けは、1回目の予備締め後に共回り防止確認のためボルト、ナット、座金にマーキングし、2回目の締め付けでは、専用締め付け機を用いてピンテールが破断するまで締め付けます。

選択肢2. スタッド溶接の合否は、打撃曲げ試験によって確認した。

設問の通りです。スタッドという金属のボルトのような棒状の部品を母材に溶接し、合否はハンマによる打撃曲げ試験を行います。

選択肢3. 溶接部の欠陥であるブローホールは、目視によって有無を確認した。

ブローホール溶接とは、鋳造の金属内部に凝固過程で逃げ場を失ったガスが閉じ込められ球状の空洞(気泡)となった溶接欠陥で、目視では確認できないため、超音波探傷試験により確認します。

選択肢4. 溶接後のビード外観は、目視によって表面の不整の有無を確認した。

設問の通りです。ビート外観とは、接合部の品質・強度に直結する表面の盛り上がり形状で、目視により確認できます。

まとめ

鉄骨工事における検査において、トルシア形高力ボルトの締め付けについては頻出です。また、溶接後の検査、外観検査(寸法、形状、割れ)と超音波探傷試験(超音波を利用して、対象物のきずや割れなどを確認する試験)は頻出なので覚えるようにしましょう。

参考になった数0