2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)後期
問1 (建築学 問1)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)後期 問1(建築学 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

照明に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 天井や壁等の建築部位と一体化した照明方式を、建築化照明という。
  • 全般照明と局部照明を併せて行う照明方式を、タスク・アンビエント照明という。
  • 単位面積当たりから放射する光束の量を、照度という。
  • 照明対象となる範囲外に照射されるような漏れ光によって引き起こされる障害のことを、光害という。

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この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なのは、「単位面積当たりから放射する光束の量を、照度という。」です。
照度は、ある面に入ってくる光の量を表す言葉です。これに対して、面から出ていく光の量は別の言葉で表します。ほかの選択肢は、照明の基本用語としておおむね合っています。

選択肢1. 天井や壁等の建築部位と一体化した照明方式を、建築化照明という。

これは正しいです。
建築化照明は、照明器具や光源を天井や壁などの建築部分に組み込み、建築と一体に見せる照明方式です。器具が目立ちにくく、空間をすっきり見せやすいのが特徴です。

選択肢2. 全般照明と局部照明を併せて行う照明方式を、タスク・アンビエント照明という。

これは正しいです。
タスク・アンビエント照明は、机の上など作業する場所を照らす局部照明(タスク)と、部屋全体や周辺を照らす全般的な照明(アンビエント)を組み合わせる考え方です。必要な場所はしっかり明るくしつつ、空間全体の明るさも整える方式です。

選択肢3. 単位面積当たりから放射する光束の量を、照度という。

これは不適当です。
照度は、面に入射する光束を単位面積当たりで表したものです。つまり、「その面がどれだけ照らされているか」を表します。
一方で、問題文のように面から出ていく光束を単位面積当たりで表すものは、光束発散度です。
そのため、「放射する光束の量」を照度としているこの記述は誤りです。

選択肢4. 照明対象となる範囲外に照射されるような漏れ光によって引き起こされる障害のことを、光害という。

これは正しいです。
光害は、照明の光が必要な範囲の外へ漏れることで、周囲の生活環境や自然環境などに悪い影響を与えることをいいます。たとえば、まぶしさで見えにくくなったり、夜空が明るくなったり、住宅や生き物に悪い影響が出たりすることがあります。

まとめ

この問題では、照度の意味を正しく理解しているかが大切です。
照度は「入ってくる光」、光束発散度は「出ていく光」という違いを押さえると、まちがえにくくなります。

あわせて、
建築化照明=建築と一体になった照明
タスク・アンビエント照明=全体の明るさと手元の明るさを組み合わせた照明
光害=漏れ光などによる悪影響
という形で整理しておくと、似た問題にも対応しやすくなります。

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