2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)後期
問7 (建築学 問7)
問題文
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)後期 問7(建築学 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
- 構造体の剛性が大きいため、振動障害が生じにくい。
- 大スパンの建築物に適している。
- 同じ容積の建築物では、構造体の軽量化が図れる。
- 鋼材は不燃材料であるが、骨組の耐火性能は劣る。
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この過去問の解説 (1件)
01
最も不適当なのは、「構造体の剛性が大きいため、振動障害が生じにくい。」です。
鉄骨構造は、鉄筋コンクリート構造と比べると一般に剛性が小さく、軽いため、振動の影響を受けやすい側面があります。国土交通省の資料でも、RC造部分に比べて鉄骨造部分の剛性が低いことが示されており、日本建築学会の資料でも、RC造では環境振動が問題になりにくい一方、軽量鉄骨造では問題が生じる場合が多いとされています。
これは不適当です。
鉄骨構造は、鉄筋コンクリート構造より軽くてしなやかなぶん、同じような条件なら振動しやすいことがあります。特にRC造は振動の問題が比較的起こりにくく、軽量鉄骨造では問題になりやすいとされています。したがって、「剛性が大きいので振動障害が生じにくい」という説明は、RC造との比較として逆です。
これは適当です。
鉄骨構造は、強い材料を効率よく使いやすいので、柱と柱の間を広く取りやすい構造です。実際に、鉄骨造を採用することで大スパン化が可能になることや、大スパンの建築でもフレームの軽量化を実現できることが示されています。工場、倉庫、体育館のような広い空間が必要な建物に向いています。
これは適当です。
鉄骨構造は、鉄筋コンクリート構造と比べて建物を軽くしやすいのが大きな特徴です。上部構造を軽量化しやすいため、建物全体の重さを抑えやすくなります。構造体が軽くなると、基礎や地震時の負担を小さくしやすい点も利点です。
これは適当です。
国土交通省の告示では、鉄鋼は不燃材料に含まれています。いっぽうで、建築物の耐火性能を確保する場面では、国土交通省の資料にRC造や被覆S造という書き方があり、鉄骨造では耐火被覆が必要になることが示されています。つまり、鋼材そのものは燃えにくい材料ですが、骨組として火に強い状態を保つには別の耐火対策が必要です。
この問題では、鉄骨構造と鉄筋コンクリート構造の違いを整理して覚えているかがポイントです。
鉄骨構造は、軽くて大スパンに向くという長所があります。いっぽうで、RC造と比べると剛性は小さめで、振動の面では不利になりやすいです。また、鋼材は不燃材料ですが、建物の骨組として十分な耐火性能を持たせるには、耐火被覆などの対策が大切です。
似た問題では、
鉄骨構造=軽量・大スパン向き
RC造=剛性が大きく、振動に強め
という形で比べて覚えると、判断しやすくなります。
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