2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)後期
問26 (建築施工 問9)
問題文
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)後期 問26(建築施工 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
- 床シートは、張付け前に24時間以上仮敷きし、巻き癖を除いた。
- 床シートを幅木部に張り上げるため、ニトリルゴム系接着剤を用いた。
- 熱溶接工法において、溶接部の床シートの溝部分と溶接棒は、250℃から300℃の熱風で加熱溶融した。
- クッションフロアの床シート間の端部の接合には、溶接液を用いた。
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この過去問の解説 (1件)
01
最も不適当なのは、「熱溶接工法において、溶接部の床シートの溝部分と溶接棒は、250℃から300℃の熱風で加熱溶融した。」です。
ビニル床シートの熱溶接では、張り付けたあとに溝切りを行い、熱溶接機でシートと溶接棒を同時に溶かして接合します。ただし、施工マニュアルでは、熱風の温度は180℃から200℃程度とされており、250℃から300℃は高すぎます。
これは正しいです。
ビニル床シートは、張り付ける前に仮敷きをして、巻いたときの癖を取ってから施工します。国土交通省の標準仕様書でも、張付けに先立って仮敷きを行い、巻きぐせを取るとされています。メーカー資料でも、室温15℃以上で24時間以上仮敷きするよう示されています。
これは正しいです。
標準仕様書では、ビニル床シートの垂直面に使う接着剤として、ゴム系溶剤形などが使えるとされています。さらにメーカー資料でも、立ち上がり・壁面に使える接着剤としてニトリルゴム系の製品が示されています。ですので、この記述で問題ありません。
これは不適当です。
標準仕様書では、熱溶接工法は、接着剤が硬化したあとに溝切りを行い、ビニル床シートと溶接棒を同時に溶融して接合する方法です。メーカーの施工マニュアルでは、そのときの温度を180℃から200℃としています。したがって、250℃から300℃という記述は適切ではありません。
これは正しいです。
クッションフロアでは、継ぎ目や端部の処理に溶接液(シーム液)を使います。メーカーの施工マニュアルでも、クッションフロアの継ぎ目の接合で行う処理として、目地に溶接液(シーム液)を注入する方法が示されています。
この問題では、ビニル床シートの熱溶接温度がポイントです。
覚えておきたいのは、次の点です。
仮敷きは、張付け前に行って巻き癖を取ること。
幅木部などの立上がりでは、ゴム系溶剤形やニトリルゴム系接着剤が使われること。
熱溶接は、接着剤硬化後に行い、温度は180℃から200℃程度で考えること。
クッションフロアの継ぎ目や端部の接合には、溶接液を使うこと。
似た問題では、「仮敷き」「立上がり用接着剤」「熱溶接温度」「クッションフロアの継ぎ目処理」をセットで整理しておくと、判断しやすくなります。
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