2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)前期
問2 (ユニットA 問2)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)前期 問2(ユニットA 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

木造在来軸組構法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 洋小屋は、垂直材、水平材、斜材を三角形に組み立てたトラスで構成したものである。
  • 胴差は、垂木を直接受けて屋根荷重を柱に伝えるための部材である。
  • 構造耐力上主要な部分である継手又は仕口は、ボルト締、かすがい打、込み栓打等によりその部分の存在応力を伝えるように緊結する。
  • 大梁その他の横架材のスパン中央部付近の下側には、耐力上支障のある欠込みを設けないものとする。

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この過去問の解説 (2件)

01

木材在来軸組工法は、柱、梁、筋交などの部材を組み合わせて建物を支える構造になっています。

適切に施工しなければ、構造上耐力低下いたしますので、施工上の知識がとても大事になっていきます。

このような、在来軸組工法の基本を理解いたしましょう。

選択肢1. 洋小屋は、垂直材、水平材、斜材を三角形に組み立てたトラスで構成したものである。

適切

洋小屋組は三角形トラスで構成されたものになります。

 

三角形トラスとは(三角形を基本形として組まれた構造の骨組みのことです。建築、橋、屋根などで使われる強くて軽い構造方式です。

 

選択肢2. 胴差は、垂木を直接受けて屋根荷重を柱に伝えるための部材である。

不適切

垂木を受けるのは、母屋〈もや〉や桁<けた>になります。

 

胴差は一般的に2階の床高さに入る横架材になります。

 

選択肢3. 構造耐力上主要な部分である継手又は仕口は、ボルト締、かすがい打、込み栓打等によりその部分の存在応力を伝えるように緊結する。

適切 

構造耐力上主要な部分には、存在応力を適切に伝えるように緊結する必要があります。

選択肢4. 大梁その他の横架材のスパン中央部付近の下側には、耐力上支障のある欠込みを設けないものとする。

適切

大梁その他の横架材のスパン中央部付近の下側には、耐力上支障のある欠込は耐力が低下いたしますので、そこに欠込み設けるのはNGになります。

 

欠込みとは木材などを一部部分を削る加工のことになります。部材の取り付けや接合するために行います。

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02

 木造在来工法とは、従来の木造建築の一般的な工法を指し、柱、梁・桁を主体とする軸組構法によるものをいい、枠組壁工法(2×4構法)やパネル工法(プレハブ構法)と区別されます。

選択肢1. 洋小屋は、垂直材、水平材、斜材を三角形に組み立てたトラスで構成したものである。

洋小屋は、屋根の荷重を柱に集中するように架構したもので、7m以上の大スパンが可能です。

選択肢2. 胴差は、垂木を直接受けて屋根荷重を柱に伝えるための部材である。

胴差は、2階以上の梁を受けて柱をつなぐ横架材のことです。設問は、軒桁を表しています。

選択肢3. 構造耐力上主要な部分である継手又は仕口は、ボルト締、かすがい打、込み栓打等によりその部分の存在応力を伝えるように緊結する。

建築基準法施行令第47条第1項本文からの抜粋。 大臣が定める構造方法は、平成12年建設省告示1460号。

選択肢4. 大梁その他の横架材のスパン中央部付近の下側には、耐力上支障のある欠込みを設けないものとする。

単純梁に自重及び集中荷重が作用する場合、曲げモーメントはそのスパンの中央が最大となります。すなわち、応力が最大となる部分に断面欠損があることは、強度上、不利側となります。

 建築基準法施行令第44条 はり等の横架材 参照。

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