2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)前期
問4 (ユニットA 問4)
問題文
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)前期 問4(ユニットA 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
- 塗膜防水材は、モルタルに調合して塗布することで防水層を形成する。
- 改質アスファルトは、合成ゴムや合成樹脂等を添加して、アスファルトの温度特性等を改良したものである。
- 網状アスファルトルーフィングは、立上り防水層の張りじまいや貫通配管回り等の増張りに用いる。
- アスファルトプライマーは、下地と防水層の接着性を向上させるために用いる。
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この過去問の解説 (2件)
01
建物への水の侵入を防水するものとして、膜で覆い面で防ぐものをメンブレン防水といい、アスファルト防水、シート防水や塗膜防水がこれにあたります。
また、接ぎ目や隙間を線で塞ぐものをシーリング防水といい、シリコン、変成シリコン、ポリサルファイドなどの種類がありますが、こちらは被着体により使い分けます。
問題は、メンブレン防水についてです。見ていきましょう。
塗膜防水材は、ウレタンゴム系、ポリマーセメント系、アクリルゴム系など原材料による種類がありますが、粘性のある液体やペースト状の材料を塗り重ねて被膜を形成するもので、モルタルを主材としてこれに調合するものではありません。
改修アスファルトは、アスファルトの耐久性をはじめとする諸性能や温度特性を改善するために合成ゴムや合成樹脂を添加したもので、従来のアスファルト防水に比べ、耐候性や追従性、施工性に優れています。
網状アスファルトルーフィングは、普通のアスファルトルーフィングに比べて変形性能が高く、下地追従性能が高いため、立上がり部、配管廻り他に用いられます。
プライマーは、下地への吸着性を調整(吸い込み過多や付着しないことの改善)し、直接接触する部分の質的低下を防止します。
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02
最も不適当なものは、「塗膜防水材は、モルタルに調合して塗布することで防水層を形成する。」です。
この問題は、それぞれの防水材料がどのような目的で使われるかを見分ける問題です。塗膜防水材は、一般に液状の材料を下地に塗って、硬化させて防水層をつくる材料です。モルタルに混ぜて使うという説明は、塗膜防水材の説明としては合っていません。
これは不適当です。
塗膜防水材は、建物の防水工事で使う塗って膜をつくる材料です。液状の防水材を塗り、硬化させて防水層をつくるのが基本です。モルタルに調合して塗るという説明は、塗膜防水材というより、別の材料の説明に近いです。
これは正しいです。
改質アスファルトは、アスファルトに合成ゴムや合成樹脂を加えて、暑いときにだれにくくしたり、寒いときに割れにくくしたりする材料です。つまり、もとのアスファルトの弱点を改善したものです。
これは正しいです。
網状アスファルトルーフィングは、配管まわりのように形が複雑な部分や、補強が必要な部分の増張りに使われます。公共建築改修工事標準仕様書でも、配管回りの最下層に網状アスファルトルーフィングを増張りすることが示されています。
これは正しいです。
プライマーは、防水層を張る前に下地へ塗る材料です。目的は、下地と防水層をなじみよく密着させることです。つまり、接着しやすくするために使います。
この問題では、材料の名前と役割を結びつけて覚えているかが大切です。
特に、塗膜防水材は「液状の材料を塗って膜をつくるもの」という点を押さえておくと、まちがいに気づきやすくなります。
あわせて、
改質アスファルトはアスファルトの性質をよくしたもの、
網状アスファルトルーフィングは増張りに使うもの、
アスファルトプライマーは接着をよくするもの、
と整理しておくと、似た問題にも対応しやすくなります。
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