2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)前期
問5 (ユニットB 問1)
問題文
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)前期 問5(ユニットB 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- 反射グレアには、視対象面からの正反射光や指向性の強い光によって、視対象面に光の幕ができたように見え、視対象が見えにくくなる現象がある。
- 配光とは、光源を中心に各方向に広がる光度の空間的分布を表したものである。
- 人工光源において、色温度が高くなるほど赤みがかった光色となる。
- 光束法による室内の平均照度の算出式において、設計対象面上の平均照度は設計対象面の面積に反比例する。
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この過去問の解説 (2件)
01
照明は、その明るさを表す様々な単位があります。主なものとしては、照らされた面の明るさをあらわすlxルクス(照度)、ある一定方向への光の強さcdカンデラ(光度)、光源のからでる光の量を表すlmルーメン(光束)、ある方向への光の強さを面積で割ったcd/m2カンデラ毎平方メートル(輝度)があります。
照明器具の総合的な明るさはlm、作業面の明るさはlx、眩しさの評価はcd/m2など、その照明の性質により比較することができます。
グレアによる作業効率の低下や不快感を抑制するため、ルーバー付き器具やガラスフィルムを用いる手法があります。
実務では、照明器具の選定や配置に、器具メーカーの提供する配光曲線図を使って計画します。
色温度とは、ある色と同じ色を発する黒体の絶対温度のことで、温度が高い程、青みがかった色、低い程、暗いオレンジ色になります。単位はK(ケルビン)です。
平均照度の算定式は下記の通りで、平均照度は床面積に反比例します。
E = F×N×U×M / A
F:光源光束lm
N:光源の個数か所
U:照明率(光源から出た光が測定面に届く割合)
M:保守率(EI/Et。劣化時期を見こした新設時の照度と必要照度の割合)
A:床面積
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02
最も不適当なものは、「人工光源において、色温度が高くなるほど赤みがかった光色となる。」です。
この問題は、反射グレア、配光、色温度、光束法という照明の基本を整理できているかを見る問題です。
色温度は、高いほど青みがかった光になり、低いほど赤みがかった光になります。そのため、この記述が不適当です。ほかの記述は、照明の考え方として合っています。
これは正しいです。
照明では、紙面や画面のような面に光が反射して見えにくくなることがあり、これは反射グレアや光幕反射として扱われます。光沢のある面での反射によってグレアが生じることがあると、照明学会の資料でも説明されています。
これは正しいです。
配光は、どの方向にどれくらいの強さの光が出ているかを表す考え方です。照明設計の資料でも、配光曲線は各方向の光度を示したものと説明されています。
これは不適当です。
実際は逆で、色温度が低い光は赤みがかり、色温度が高い光は青みがかります。たとえば、電球色は低めの色温度であたたかい色に見え、昼光色は高めの色温度で青白く見えます。
これは正しいです。
光束法の平均照度の式は、E=F×N×U×M÷Aです。
この式では、Aが面積なので、面積が大きくなるほど平均照度は小さくなります。つまり、平均照度は面積に反比例します。
この問題で特に大事なのは、色温度の高低と光の色の関係です。
低い色温度=赤みがかった光、高い色温度=青みがかった光と覚えると、まちがえにくくなります。
あわせて、
反射グレアは反射で見えにくくなること、
配光は光の広がり方のこと、
光束法では平均照度が面積に反比例すること、
この3点も整理しておくと、似た問題にも対応しやすいです。
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