2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)前期
問6 (ユニットB 問2)
問題文
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)前期 問6(ユニットB 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
- 対比する色の明度や彩度の差が大きくなると、視認性は向上する。
- 色彩によって感じられる距離感は異なり、寒色は暖色に比べて遠くに感じられる。
- 補色関係にある色どうしを並べると、同化して互いの鮮やかさが失われて見える。
- 色の重量感は明度に左右され、明度の高い色は軽く、明度の低い色は重く感じられる。
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この過去問の解説 (2件)
01
色は、視覚から得られる重要な情報で、建築学では配色(計画)として、建物のイメージや印象を支配する要素になります。
黒を背景とするときは黄、黄橙、白の背景では紫、青紫と明度対比が大きいほど、高彩度であるほど視認性は高くなります。この法則は、案内標識や視覚障害者誘導タイル、消火器BOXなどに用いられています。
暖色は進出色、寒色は後退色とほぼ一致し、明度が高いほど近くに見えます。ちなみに、建物の外観は明度の高い暖色が多く使われています。
近接している色の違いが強調されて見える「対比」の現象は、明度>色相>彩度の順に大きくなり、また、面積比が大きいほど効果が大きくなります。
インテリアや外装デザインでは、これを手法化し、床や低層部に低明度、天井や高層部に高明度の色彩を使用することで
安定感を演出しています。
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02
最も不適当なものは、「補色関係にある色どうしを並べると、同化して互いの鮮やかさが失われて見える。」です。
この問題は、色の見え方の基本を知っているかを確かめるものです。
色は、明るさの差、あたたかく見えるか冷たく見えるか、組み合わせたときの見え方などによって、感じ方が変わります。
補色どうしは、ふつう互いを引き立てて鮮やかに見えやすいので、「同化して鮮やかさが失われる」という説明は合っていません。
これは正しいです。
明度は色の明るさ、彩度は色の鮮やかさのことです。
たとえば、明るい背景に暗い文字を書くと、文字が見やすくなります。逆に、似た明るさや似た鮮やかさの色どうしでは、見分けにくくなります。
そのため、明度や彩度の差が大きいほど、見やすさは高くなりやすいです。
これは正しいです。
暖色には赤やオレンジ、寒色には青や青緑などがあります。
一般に、暖色は手前に近く見えやすく、寒色は奥に遠く見えやすいです。
そのため、この記述は色の進出色・後退色の説明として合っています。
これは不適当です。
補色は、赤と緑、青とオレンジ、黄と紫のように、互いに反対の関係にある色です。
こうした色を並べると、ふつうは差が強く感じられて、互いがより鮮やかに見えやすくなります。
つまり、補色どうしは同化してぼんやり見えるというより、対比によって引き立ちやすいです。
この選択肢は、その点が逆になっています。
これは正しいです。
白っぽい明るい色は軽やかに見え、黒っぽい暗い色は重く感じやすいです。
これは日常でも感じやすく、同じ形でも明るい色は軽く、暗い色は重く見えることがあります。
そのため、この記述は合っています。
この問題では、補色どうしの見え方が大切なポイントです。
補色は、並べると互いを弱めるのではなく、互いを引き立てて鮮やかに見せやすいです。
また、色の基本として、
明度や彩度の差が大きいほど見やすくなりやすいこと、
寒色は遠く、暖色は近く感じやすいこと、
明るい色は軽く、暗い色は重く感じやすいこと
もあわせて整理しておくと、似た問題にも対応しやすくなります。
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