2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)前期
問23 (ユニットD 問6)
問題文
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)前期 問23(ユニットD 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
- 下地のコンクリートは、出隅を面取り、入隅を直角に仕上げた。
- 補強布の張付けは、突付け張りとした。
- 平場部の防水材の塗付けは、工程を2回に分割して行った。
- 防水材の塗継ぎは、重ね幅を100mmで行った。
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この過去問の解説 (2件)
01
ウレタンゴム系塗膜防水密着工法(全面接着)とは、下地に塗膜防水材を塗ることで密着性を高め、防水材が下地に追従することで亀裂が生じずに破断のない防水層を維持します。
もう一方の絶縁工法(部分接着)は、下地と防水層に絶縁シートを敷くことで、挙動があった場合、それぞれが別の動きをします。これにより、防水層が下地に引張られず固有で伸縮することによって、亀裂や破壊を避けるメカニズムとなっています。
塗膜防水は、出隅が鋭角だと防水層が切れやすくなるため、「防水層の下地は、(略) 出隅は通りよく45°の面取りとし、入隅は通りよく直角とする。」としています。(公共建築工事標準仕様書 建築工事編 令和7年版 9.5.4 より抜粋)
重ね幅は100mm以上とし、補強布の重ね幅は50mm以上とする。(公共建築工事標準仕様書(建築工事編) 令和7年度版 9.4.5 より抜粋)
平場部の防水材の塗り付けは、作業性を保ちつつ、防水層の厚みを確保するため、また塗膜の乾燥時間を早めるため2回に分けて行います。
選択肢「平場部の防水材の塗付けは、工程を2回に分割して行った。」の回答を参照。
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02
最も不適当なものは、「補強布の張付けは、突付け張りとした。」です。
この問題は、ウレタンゴム系塗膜防水の密着工法で、下地の形や補強布の納まり、防水材の塗り方、塗継ぎの重ね幅を正しく覚えているかを確かめる問題です。公共建築工事標準仕様書では、補強布の重ね幅は50mm以上、塗継ぎの重ね幅は100mm以上とされており、補強布を突付け張りにするのは適切ではありません。さらに、ウレタンゴム系塗膜防水材塗りは、2回以上に分割して塗り付けることとされています。
これは適当です。
公共建築工事標準仕様書では、防水層の下地について、出隅は通りよく45°の面取りとし、入隅は通りよく直角とするとされています。したがって、この記述は基準に合っています。
これは不適当です。
公共建築工事標準仕様書では、補強布の重ね幅は50mm以上とされています。つまり、補強布は重ねて張るのであって、突き合わせて張るものではありません。そのため、この記述が不適当です。
これは適当です。
公共建築工事標準仕様書では、ウレタンゴム系塗膜防水材塗りは、2回以上に分割して塗り付けるとされています。ですから、平場部を2回に分けて塗ることは適切です。
これは適当です。
公共建築工事標準仕様書では、塗継ぎの重ね幅は100mm以上とされています。したがって、100mmで行ったという記述は基準を満たしています。
この問題では、補強布は突付け張りではなく、重ね張りにすることがいちばん大切なポイントです。
あわせて、出隅は面取り、入隅は直角、防水材は2回以上に分けて塗る、塗継ぎは100mm以上重ねるという点も、まとめて覚えておくと判断しやすくなります。
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