2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)前期
問26 (ユニットD 問9)
問題文
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)前期 問26(ユニットD 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
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根太張り工法におけるフローリングボードは、厚さが10mmの単層フローリングボードを用いた。
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根太張り工法におけるフローリングボードを張り込む際、隣接するボードの継手位置を離して割り付けた。
- フローリングボードを下張り用床板に張り付ける際、下張り用床板に接着剤を波状に150g/m2程度塗り付けた。
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壁、幅木、框及び敷居とフローリングボードの取合いには、板の伸縮に備えた隙間を設けた。
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この過去問の解説 (2件)
01
内装床には、フローリングのほか、ビニルタイル・シート、カーペット、畳、タイル、など様々な種類があります。フローリング材の種類には、無垢材をつかった単層フローリング、表面に化粧材を合板の上に貼り合せた複層フローリングがあります。
根太張り工法におけるフローリングボードは、厚さが10mmの単層フローリングボードを用いた。
根太張り工法を単層フローリングボードで行う場合は、強度の面から厚み12mm以上とします。
根太張り工法におけるフローリングボードを張り込む際、隣接するボードの継手位置を離して割り付けた。
隣接するボードの継ぎ目を同じにすると、ボードの目違いが目立つため、継手位置をずらして張り付けます。
下張り用床板には、接着剤と釘を使って張りつけます。
壁、幅木、框及び敷居とフローリングボードの取合いには、板の伸縮に備えた隙間を設けた。
木材(板)の収縮・膨張に備えて、取り合い部分にはゴム製の緩衝材を取付けたり、シーリングを施す場合もあります。
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02
最も不適当なものは、「根太張り工法におけるフローリングボードは、厚さが10mmの単層フローリングボードを用いた」です。
この問題は、釘留め工法で使うフローリングボードの寸法や施工方法を知っているかを確認する問題です。
根太張り工法で使うフローリングボードは、標準仕様では厚さ15mmです。したがって、10mmとしている記述は合っていません。いっぽう、継手位置をずらすこと、接着剤を一定量で塗ること、取合いに隙間を設けることは、いずれも一般的な施工の考え方に合っています。
根太張り工法におけるフローリングボードは、厚さが10mmの単層フローリングボードを用いた。
これは不適当です。
公共建築改修工事標準仕様書では、根太張り工法のフローリングボードの厚さは15mm、幅は75mm以上、長さは400mm以上とされています。
そのため、10mmの単層フローリングボードを用いたという記述は、基準より薄く、不適当です。
根太張り工法におけるフローリングボードを張り込む際、隣接するボードの継手位置を離して割り付けた。
これは正しいです。
フローリングボード張りでは、張り込む前に板の割付けを行い、継手を乱にするのが基本です。資料でも、隣接する板の継手は150mm程度離すとされています。
継手を同じ位置にそろえないことで、見た目が整いやすくなり、施工上も無理が出にくくなります。
これは正しいです。
釘打ち接着剤併用工法では、下地面に接着剤をビート状に塗り付けます。資料では、間隔300mm程度、塗布量150g/m2を標準としています。
問題文の「波状」という表現はありますが、一定の間隔で筋状に塗るという意味で見れば、150g/m2程度という内容は標準的です。
壁、幅木、框及び敷居とフローリングボードの取合いには、板の伸縮に備えた隙間を設けた。
これは正しいです。
フローリングは、湿気や乾燥の影響で伸びたり縮んだりします。
そのため、標準仕様でも、壁、幅木、框及び敷居との取合いには、板の伸縮に備えた隙間を設けるとされています。隙間がないと、反りや突き上げの原因になりやすくなります。
この問題では、根太張り工法のフローリングボードの厚さが特に大切です。
根太張り工法では、フローリングボードは15mmが基準なので、10mmとしている記述が不適当です。
あわせて、
継手は150mm程度ずらすこと、
接着剤はビート状に150g/m2程度塗ること、
取合いには伸縮用の隙間を設けること
も一緒に覚えておくと、似た問題でも判断しやすくなります。
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