2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)前期
問33 (ユニットE 問6)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)前期 問33(ユニットE 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

トルシア形高力ボルトのマーキングに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • マーキングは、ボルト軸からナット、座金及び母材にかけて一直線に行う。
  • マーキングは、一次締めの後に行う。
  • マークのずれによって、トルク値を確認できる。
  • マークのずれによって、ナットの回転量を確認できる。

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この過去問の解説 (1件)

01

 トルシア形高力ボルトは、専用の工具(シャーレンチ)を使って締め付けると、規定のトルク値でピンテールが破断し、一目で締め付け完了がわかります。トルクチェックが不要で施工性が高く、専用工具が入らない、トルク管理値が必要など特殊な場合を除いて、鉄骨現場で多く使用されています。

選択肢1. マーキングは、ボルト軸からナット、座金及び母材にかけて一直線に行う。

 一次締めしたボルトに、設問によるマーキングを行うことで、ナットの回転量、共廻りの有無、並列する同種のナットの回転量などの比較ができます。 

選択肢2. マーキングは、一次締めの後に行う。

 一次締めとは、ボルトがナットに喰い込むまでの締め方で、仮締めからの回転量に差があるため、この段階ではマーキングをしません。参考に、トルシア形高力ボルトの一次締めトルクの目安を下表に記します。

ボルト径トルク値(N・m)
M16約100
M20,M22約300
M22約400

選択肢3. マークのずれによって、トルク値を確認できる。

 本締めは、ピンテールが破断するまで締め付けます。マーキングのずれは回転量の違いを確認するためで、トルク値までは確認できません。

選択肢4. マークのずれによって、ナットの回転量を確認できる。

 ピンテールの破断による締め付けが完了後、次の確認を行います。 

・一次締めの際につけたマークのずれにより、共回りまたは軸回りが生じていないこと。

 ・各ナットの回転量は、各ボルト群のナットの平均回転角度-30°から平均回転角度+30°までの範囲であること。(マークのずれにより、計測)

 ・ボルトの余長は、ねじ1山から6山までの範囲であること。

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