2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)後期
問11 (建築学 問11)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)後期 問11(建築学 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

図に示す単純梁ABの点C及び点Dにそれぞれ集中荷重Pが作用したときの曲げモーメント図として、正しいものはどれか。
ただし、曲げモーメントは材の引張側に描くものとする。
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この過去問の解説 (2件)

01

正しい選択肢は、AからCに向かって下側へ直線的に大きくなり、Cで最も大きくなって、CからDで少し小さくなり、DからBで急に0へ戻る形の図です。
図では、集中荷重PがCとDの2か所に下向きに作用し、位置はAC=l/2、CD=l/4、DB=l/4です。つり合いを考えると支点反力はA側が3P/4、B側が5P/4になります。したがって、曲げモーメントはAからCまで増え、CからDで少し減り、DからBで大きく減って0になります。また、正の曲げでは下側が引張になるので、図は梁の下側に描かれます。

選択肢1. 解答選択肢の画像

これは正しいです。
AからCまではせん断力が3P/4なので、曲げモーメントは直線的に増えます。Cで荷重Pを受けると、その先のせん断力は-P/4になり、今度は少しずつ減ります。さらにDで別の荷重Pを受けると、せん断力は-5P/4となり、Bに向かって急に0へ戻ります。形としては、Cで最大、Dで少し小さく、最後は急に支点へ戻る図になります。

選択肢2. 解答選択肢の画像

これは合いません。
この問題の荷重位置は左右対称ではありません。Cは中央ですが、Dはそこから右に寄った位置にあります。そのため、反力もA側とB側で同じにはならず、曲げモーメント図も左右対称にはなりません。真ん中あたりで左右対称に近い形になる図は、この梁の条件とは合いません。

選択肢3. 解答選択肢の画像

これは合いません。
CからDの間にもせん断力が残っています。Cの右側では、A反力3P/4から荷重Pを引くので、せん断力は-P/4です。せん断力が0でないなら、曲げモーメントはその区間で変化し続けます。ですので、CからDの間が水平で一定になることはありません。

選択肢4. 解答選択肢の画像

これは合いません。
今回の荷重はどちらも下向きで、単純梁に普通に載っている形です。このとき生じる曲げは正の曲げで、引張側は下側になります。したがって、曲げモーメント図は基本的に梁の下側に描かれ、途中で上側へ出る形にはなりません。

まとめ

この問題では、支点反力を先に出して、区間ごとのせん断力の変化を見ることが大切です。
流れを整理すると、
A反力=3P/4
B反力=5P/4
AからC:曲げモーメントは増える
CからD:少し減る
DからB:大きく減って0
となります。

似た問題では、集中荷重だけのときは曲げモーメント図は直線でつながること、そして最大になる場所はせん断力の符号が変わるところだと意識すると、判断しやすくなります。今回なら、Cで最大になり、Dでは少し小さくなる図を選べばよいです。

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02

鉛直方向の力のつり合いより P+P-VA-VB=0

点Bにおけるモーメントのつり合いより VA・L–P×L/2–P×L/4= 0

よって支持反力はVA=3P/4,VB=5P/4となります。

したがって、点Cの曲げモーメントはMC=3P/4×L/2=3PL/8、点Dの曲げモーメントはMD=5P/4×L/4=5PL/16となります。

以上のことから点Cのほうが点Dより曲げモーメントが少し大きいことがわかります。

よって、この梁の曲げモーメント図はAからCに向かって下側に直線的に増加し、CからDにかけては少し上側に減少して、DからBにかけて直線的に減少することがわかります。

選択肢1. 解答選択肢の画像

正しいです。

C点の曲げモーメントが一番大きく、D点の曲げモーメントはC点の曲げモーメントより1/16小さい箇所に書かれております。

単純梁の端部はピン接合とローラーなので、曲げモーメントは0になります。

選択肢2. 解答選択肢の画像

誤りです。

C点の曲げモーメントに対してD点の曲げモーメントが小さすぎます。

またD点で直線の傾きが変化しなければならないのに対して、D点より右側で直線の傾きが変化しているのも間違いです。

選択肢3. 解答選択肢の画像

誤りです。

C点の曲げモーメントはD点の曲げモーメントより大きくなければなりません。

選択肢4. 解答選択肢の画像

誤りです。

今回の単純梁の端部はピン接合とローラーになっているので曲げモーメントは0になります。

よって上向きに曲げモーメントが書かれているこの図は誤りです。

参考になった数7