2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)後期
問29 (施工管理法 問2)
問題文
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)後期 問29(施工管理法 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
- 仮設給水の引込み位置 ――― 受変電設備の設置位置
- 仮設足場の防護棚の設置位置 ――― 隣接道路の位置
- 乗入れ構台の設置位置 ――― 本体建物の鉄骨柱の位置
- 下小屋の位置 ――― 材料置場の位置
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この過去問の解説 (1件)
01
最も関係の少ないものは、「仮設給水の引込み位置―――受変電設備の設置位置」です。
仮設計画では、ほかの組合せはお互いの位置が直接かかわりやすいものです。これに対して、仮設給水の引込み位置と受変電設備の設置位置は、どちらも大切な計画項目ではあるものの、通常はそれぞれ別の条件を中心に決めるため、ほかの組合せと比べると位置関係の結びつきが弱いと考えられます。これは、仮設電気設備と仮設給排水設備が別項目として扱われ、インフラの引込み位置は周辺の埋設管や電線などをもとに総合的に検討するとされていることからも読み取れます。
これが最も関係の少ない組合せです。
仮設給水の引込み位置は、水道の引込みや周辺の埋設管の状況が大きく関わります。いっぽう、受変電設備の設置位置は、電力の引込みや安全な設置条件を中心に考えます。どちらも仮設計画では重要ですが、ほかの組合せのように片方の位置がもう片方の位置を強く左右する関係ではありません。
これは関係が深い組合せです。
防護棚は、足場からの落下物による危険を防ぐために設けるものです。特に、道路の上や道路に近い場所に設置する場合は、道路占用許可が必要になることもあり、隣接道路の位置を見ずに防護棚の位置は決められません。そのため、この組合せは強く関係しています。
これは関係が深い組合せです。
乗入れ構台は、資材搬入や重機の通行のために設けますが、設置位置が悪いと鉄骨部材や仕口部分と干渉することがあります。実際の施工事例でも、構台と鉄骨の位置関係を考えて計画したり、構台が干渉する部分は構台解体後に施工したりしています。ですので、この組合せも強く関係しています。
これは関係が深い組合せです。
下小屋は、材料の加工や準備、保管の補助などに使う仮設施設です。そのため、仮設計画の検討では材料置場並びに下小屋との関係を考えることが示されています。また、技能検定の範囲でも下小屋、材料置場等の配置が一緒に扱われています。つまり、この2つは近い関係で考える組合せです。
この問題では、位置関係が直接かかわる組合せかどうかを見分けることがポイントです。
防護棚と道路、乗入れ構台と鉄骨柱、下小屋と材料置場は、どれも位置の考え方が強く結びついています。いっぽう、仮設給水の引込み位置と受変電設備の設置位置は、どちらも大切ではありますが、主にそれぞれ別の条件をもとに決めるため、この中では関係が最も少ないと判断できます。
似た問題では、安全のために近接関係を見るもの、施工の干渉を避けるために位置関係を見るもの、作業のしやすさで近くに置くものを分けて考えると、判断しやすくなります。
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