2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)後期
問38 (施工管理法 問11)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)後期 問38(施工管理法 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

型枠のセパレータに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • コーンを使用しないセパレータは、型枠脱型後にねじ部分を折り取り、残った座金の露出部分に錆止め塗料を塗り付けた。
  • 地下外壁には、水膨潤ゴム製の止水板付きセパレータを用いた。
  • 打放し仕上げ面となる外壁コンクリートの型枠に、コーン付きセパレータを用いた。
  • 独立柱の型枠の組立てにおいて、コラムクランプをセパレータで締め付けた。
  • セパレータは、せき板に対して垂直となるよう配置した。

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この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なのは、「独立柱の型枠の組立てにおいて、コラムクランプをセパレータで締め付けた。」です。
コラムクランプは、独立柱の型枠を締め付けるための金物ですが、セパレータを使わないで固定する方法として使われます。ですので、「セパレータで締め付けた」という説明は合っていません。

選択肢1. コーンを使用しないセパレータは、型枠脱型後にねじ部分を折り取り、残った座金の露出部分に錆止め塗料を塗り付けた。

これは適当です。
公共建築工事標準仕様書では、型枠取外し後、仕上げがない箇所は型枠締付け金物の頭を除去し、その跡に錆止め塗料を塗り付けるとされています。コーンを使わないセパレータでは、脱型後に出ている部分を処理して、防錆のために塗料を塗る考え方でよいです。

選択肢2. 地下外壁には、水膨潤ゴム製の止水板付きセパレータを用いた。

これは適当です。
地下外壁のように水が入りやすい部分では、止水性が大切です。資料でも、水密性が求められる場合には、止水板やセパレータ用の止水リングを併用すると効果的とされています。また、実際にセパレーター用水膨張ゴム止水板という製品も使われています。

選択肢3. 打放し仕上げ面となる外壁コンクリートの型枠に、コーン付きセパレータを用いた。

これは適当です。
セパレータは、コンクリート表面の仕上げによって使い分けます。資料では、打放し仕上げであればB型を使うのが一般的とされていて、B型はコーン付きです。ですので、この記述は合っています。

選択肢4. 独立柱の型枠の組立てにおいて、コラムクランプをセパレータで締め付けた。

これは不適当です。
コラムクランプは、独立柱の型枠でセパレータを使わずに固定するための方法として用いられます。実際に、日建連の資料でもセパレーターを使用せずに鋼製枠で緊結する工法が示されています。したがって、コラムクランプをセパレータで締め付けるという説明は誤りです。

選択肢5. セパレータは、せき板に対して垂直となるよう配置した。

これは適当です。
セパレータを斜めに取り付けると、強さが下がります。資料でも、セパレータを斜めに取り付けた場合には破断強度が低下するため、せき板に対して直角に設置することを基本とするとされています。つまり、せき板に対して垂直に配置するのが正しいです。

まとめ

この問題では、コラムクランプとセパレータの関係を正しく覚えているかがポイントです。
整理すると、
打放し仕上げにはコーン付きセパレータを使う
地下外壁では止水板付きセパレータを使うことがある
セパレータはせき板に対して垂直に配置する
そして、コラムクランプはセパレータを使わない独立柱の型枠締付けに用いる
ということです。したがって、最も不適当なのは「独立柱の型枠の組立てにおいて、コラムクランプをセパレータで締め付けた。」です。

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