2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)後期
問40 (施工管理法 問13)
問題文
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)後期 問40(施工管理法 問13) (訂正依頼・報告はこちら)
- 石材の表面に衝撃が加わると破損しやすい。
- 凍結による被害を受けにくい。
- 地震時の躯体の挙動に追従しにくい。
- エフロレッセンス(白華現象)が起こりにくい。
- 石材の熱変形を吸収できる。
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この過去問の解説 (1件)
01
最も不適当なのは、「地震時の躯体の挙動に追従しにくい。」です。
外壁の張り石工事の乾式工法は、石材をモルタルで貼り付ける湿式工法と違って、金物や目地で取り付ける工法です。そのため、躯体の変形に追従しやすく、白華や凍害も起こりにくく、石材の熱変形も吸収しやすいという特徴があります。したがって、「追従しにくい」という記述は、乾式工法の特徴と逆です。
これは不適当とはいえません。
石材は硬い材料ですが、強い衝撃を受けると欠けたり割れたりすることがあります。つまり、この記述は乾式工法の特徴として見ても、特におかしい内容ではありません。乾式工法では石材を金物で支持するため、石材そのものへの衝撃には注意が必要です。
これは適当です。
乾式工法は、湿式工法のように石材の裏にモルタルを多く使わず、通気や排水を考えやすいつくりにできます。そのため、水がたまりにくく、凍結による被害を受けにくいと考えられます。実際に、乾式外装では通気層や排水の考え方によって、白華や凍害を防止できることが示されています。
これは不適当です。
乾式工法は、石材を金物で取り付け、目地やクリアランスを設けることで、地震時の躯体の動きに追従しやすくする考え方です。資料でも、乾式外装は層間変位に追従できるように金物を動かせる仕組みを持つこと、また石張りを乾式工法に更新して目地を設けることで追従性能を改善することが示されています。ですので、「追従しにくい」は逆です。
これは適当です。
白華は、モルタルやコンクリート中の成分が水に溶けて表面に出てくることで起こります。乾式工法は、湿式工法よりもモルタルに頼らないため、白華が起こりにくい工法です。日建連の資料でも、石貼りでは目地をシーリングとし、乾式工法を採用することが、白華対策として示されています。
これは適当です。
乾式工法では、石材を固定する金物や目地に動きを逃がす仕組みを持たせることができます。そのため、日射などで石材が伸び縮みしても、その変形の影響を受けにくくなります。資料でも、金属の弾力性やスライド機構によって、日射熱による変形を吸収し、躯体の動きにも追従できることが示されています。
この問題では、乾式工法は「動きに追従しやすい工法」であることを押さえるのが大切です。
乾式工法は、金物と目地で石材を取り付けるので、
白華が起こりにくい、
凍害を受けにくい、
熱変形を吸収しやすい、
地震時の躯体の動きにも追従しやすい、
という特徴があります。したがって、最も不適当なのは、「地震時の躯体の挙動に追従しにくい。」です。
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