2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)後期
問41 (施工管理法 問14)
問題文
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)後期 問41(施工管理法 問14) (訂正依頼・報告はこちら)
- タイトフレームと下地材との接合は、ボルト接合とした。
- はぜ締め形折板は、本締めの前にタイトフレームの間を1mの間隔で部分締めを行った。
- 重ね形折板のけらばの変形防止材には、折板の3山ピッチ以上の長さのものを用いた。
-
棟包みと折板の隙間を塞ぐため、棟包みの水下側にエプロンを設けた。
- 重ね形折板のボルト孔は、呼出しポンチで開孔した。
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この過去問の解説 (1件)
01
最も不適当なのは、「タイトフレームと下地材との接合は、ボルト接合とした。」です。
金属製折板葺の標準的な施工では、タイトフレームと下地材との接合は隅肉溶接とします。公共建築工事標準仕様書でも、そのように定められています。したがって、ボルト接合としているこの記述は合っていません。
これは不適当です。
公共建築工事標準仕様書では、タイトフレームと下地材との接合は隅肉溶接とし、溶接後はスラグを除去して錆止め塗料を塗り付けるとされています。つまり、一般的な標準仕様としては、ボルト接合ではありません。
これは適当です。
はぜ締め形折板では、いきなり本締めするのではなく、まず1m程度の間隔で部分締めを行ってから本締めするのが一般的です。施工マニュアルでも、1mピッチ以内で仮締めを行うことが示されています。
これは適当です。
けらば部分は、折板の端部で変形しやすい場所です。そのため、変形防止材を設けます。施工上の整理では、折板の3山ピッチ以上の長さのものを用いるとされています。
棟包みと折板の隙間を塞ぐため、棟包みの水下側にエプロンを設けた。
これは適当です。
折板屋根では、断面形状のためにすき間ができるので、それをふさぐために面戸を使います。三晃金属工業の用語集でも、水下側に取り付けられる化粧面戸をエプロン面戸とすると説明されています。したがって、この記述は合っています。
これは適当です。
重ね形折板のボルト孔は、一般に呼出しポンチを使って開けます。過去問の施工解説でも、重ね形折板のボルト孔は、呼出しポンチで折板を1枚ずつ開孔するとされています。
この問題では、タイトフレームと下地材の接合方法を正しく覚えているかがポイントです。
特に大事なのは、タイトフレームと下地材はボルト接合ではなく、隅肉溶接で接合するという点です。
あわせて、
はぜ締め形折板は本締め前に部分締めを行うこと、
けらばの変形防止材は3山ピッチ以上とすること、
棟包みの水下側にはエプロンを設けること、
重ね形折板のボルト孔は呼出しポンチで開孔すること
も一緒に押さえておくと、似た問題でも判断しやすくなります。
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