2級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)後期
問42 (施工管理法 問15)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年)後期 問42(施工管理法 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

アロー型ネットワーク工程表に関する用語の説明として、最も不適当なものはどれか。
  • ダミーとは、工程の最後に入れる予備日のことである。
  • フロートとは、作業の余裕時間のことである。
  • ノードとは、作業と作業を結合する点及び工程の開始点又は終了点のことである。
  • アクティビティとは、工事の工程を分割してできる工事活動の単位のことである。
  • クリティカルパスとは、開始結合点から終了結合点に至るまでの所要時間の合計が最も長いパスのことである。

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この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なのは、「ダミーとは、工程の最後に入れる予備日のことである。」です。
アロー型ネットワーク工程表では、ダミーは予備日ではありません。ダミーは、作業の順番や関係を表すために入れる、時間のかからない仮の作業です。
ほかの用語の説明は、アロー型ネットワーク工程表の基本的な意味として合っています。

選択肢1. ダミーとは、工程の最後に入れる予備日のことである。

これは不適当です。
ダミーは、工程の最後に入れる予備日ではありません。
アロー型ネットワーク工程表では、作業どうしの前後関係を正しく表すために、実際には作業をしない矢印を入れることがあります。これがダミーです。
ダミーには作業日数がなく、時間もかかりません。そのため、予備日とは意味がまったく違います。

選択肢2. フロートとは、作業の余裕時間のことである。

これは正しいです。
フロートは、ある作業がどれだけ遅れても全体にすぐは影響しないかを表す時間です。
言いかえると、その作業に残されている余裕時間のことです。
この意味で、問題文の説明は合っています。

選択肢3. ノードとは、作業と作業を結合する点及び工程の開始点又は終了点のことである。

これは正しいです。

ノードは、作業と作業のつながりを示すのことです。
工程の始まりや終わりも、ノードで表します。
つまり、作業そのものではなく、作業の区切りやつながりを示す場所と考えると分かりやすいです。

選択肢4. アクティビティとは、工事の工程を分割してできる工事活動の単位のことである。

これは正しいです。
アクティビティは、工程を分けたときの一つひとつの作業単位です。
たとえば、掘削、配筋、型枠、コンクリート打設などのように、工程を細かく分けた作業がアクティビティです。
問題文の説明は、この意味に合っています。

選択肢5. クリティカルパスとは、開始結合点から終了結合点に至るまでの所要時間の合計が最も長いパスのことである。

これは正しいです。
クリティカルパスは、スタートからゴールまでの道すじの中で、いちばん時間がかかる経路のことです。
この経路にある作業が遅れると、工事全体の完成も遅れやすくなります。
そのため、工程管理では特に重要な経路です。

まとめ

この問題では、ダミーの意味を正しく覚えているかがポイントです。
ダミーは、予備日ではなく、作業の順番や関係を表すための仮の作業です。

あわせて、
フロートは作業の余裕時間、
ノードは作業のつながりを示す点、
アクティビティは作業の単位、
クリティカルパスはいちばん時間がかかる経路、
という形で整理しておくと、似た問題でも判断しやすくなります。

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