2級建築施工管理技士 過去問
令和8年(2026年)前期
問4 (建築学(必須) 問4)
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和8年(2026年)前期 問4(建築学(必須) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
- タイルカーペットは、バッキング材を裏打ちしたタイル状の敷物である。
- ミディアムデンシティファイバーボード(MDF)は、植物繊維を主原料として成形熱圧製板したものである。
- フレキシブル板は、セメントと無機質繊維を主原料とし、成形後に高圧プレスをかけたものである。
- 強化せっこうボードは、芯材のせっこうに油脂をしみ込ませ、強度を向上させたものである。
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この過去問の解説 (2件)
01
最も不適当なのは、
「強化せっこうボードは、芯材のせっこうに油脂をしみ込ませ、強度を向上させたものである。」
です。
強化せっこうボードは、せっこうに油脂をしみ込ませたものではありません。芯材のせっこうに無機質繊維などを混ぜ、耐火性や耐衝撃性を高めたせっこうボードです。
適当です。
タイルカーペットは、カーペットを一定の大きさのタイル状にした床材です。裏側には、形を安定させたり、床に敷きやすくしたりするためのバッキング材が設けられています。
実際の製品でも、500mm角などのタイル状に作られ、裏側にPVCやガラス不織布などを使ったバッキングが設けられています。
汚れたり傷んだりした部分だけを取り替えやすいことも、タイルカーペットの特徴です。
適当です。
MDFは、日本語では中密度繊維板などと呼ばれる木質ボードです。
木材などを細かい繊維状にし、接着剤などを加えて板状に成形し、熱と圧力を加えて作ります。日本繊維板工業会でも、MDFを含む木質ボードは木質材料を繊維化して製造され、熱圧成形されるものとして説明されています。
そのため、植物繊維を主原料として成形・熱圧した板という説明は適切です。
適当です。
フレキシブル板は、繊維で補強したセメント系の板材です。JIS A 5430の繊維強化セメント板に含まれる材料で、強度や耐衝撃性に優れています。フレキシブル板の製品には、内壁や天井、軒天などに使われる不燃性の板材があります。
セメントを主な材料とし、繊維で補強して成形することで、薄くても比較的高い強度を持たせていることが特徴です。
不適当です。
強化せっこうボードは、芯材のせっこうに無機質繊維などを混ぜたものです。
普通のせっこうボードよりも耐火性や耐衝撃性が高く、耐火構造や準耐火構造などにも使用されます。
したがって、「油脂をしみ込ませる」という部分が誤りです。
なお、水に対する性能を高めたものにはシージングせっこうボードがあり、こちらは表面の原紙や芯材のせっこうに防水処理を施しています。強化せっこうボードとは目的や作り方が異なります。
内装材料は、材料の名前だけでなく、何を原料として、どのように作られているかを整理して覚えることが大切です。
タイルカーペットは、裏側にバッキング材を設けたタイル状の床材です。
MDFは、木材などの植物繊維を細かくして成形・熱圧した木質ボードです。
フレキシブル板は、セメントを主な材料として繊維で補強した板材です。
そして、強化せっこうボードは、せっこうに油脂をしみ込ませるのではなく、無機質繊維などを混ぜて耐火性や耐衝撃性を高めたものです。
この違いを押さえておくと、内装材料の種類を問う問題を判断しやすくなります。
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02
内装仕上げは、多種にわたります。
それぞれの特長を理解・整理しておきましょう。
正しい。
設問のとおり。
バッキング材は滑り止めやクッション性向上のために用います。
正しい。
MDFは、木質の中密度繊維板です。
正しい。
フレキシブル板は、繊維強化セメント板です。
不燃性能がもとめられる部分に使用されます。
不適当です。
強化せっこうボードは、芯材のせっこうに
「ガラス繊維などの無機繊維を混ぜて」
耐火性や強度を向上させたものです。
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