2級建築施工管理技士 過去問
令和8年(2026年)前期
問6 (建築学(選択) 問2)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和8年(2026年)前期 問6(建築学(選択) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

採光に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 昼光率とは、室内のある点の天空光による照度を、全天空照度で除したものである。
  • 昼光率は、窓等の採光部の立体角投射率によって異なる。
  • 室内のある点における昼光率は、時刻や天候によって変化する。
  • 室内に要求される基準昼光率は、居間より事務室のほうが高い。

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この過去問の解説 (2件)

01

最も不適当なのは、

「室内のある点における昼光率は、時刻や天候によって変化する。」

です。

昼光率は、室内のある点の明るさを屋外の全天空照度と比べた割合です。屋外が明るくなれば室内もほぼ同じ割合で明るくなるため、昼光率そのものは、基本的に時刻や天候によって変化しません。

選択肢1. 昼光率とは、室内のある点の天空光による照度を、全天空照度で除したものである。

適当です。

昼光率は、室内のある点の天空光による照度が、屋外の全天空照度の何%にあたるかを表したものです。

たとえば、屋外の全天空照度が10,000lx、室内のある点の照度が500lxであれば、

500÷10,000×100=5%

となり、この点の昼光率は5%です。

選択肢2. 昼光率は、窓等の採光部の立体角投射率によって異なる。

適当です。

立体角投射率とは、簡単にいうと、室内のある点から窓を見たときに、空がどの程度大きく見えるかを表すものです。

窓が大きかったり、その点から空が広く見えたりするほど、室内に天空光が入りやすくなります。

そのため、窓などの採光部の立体角投射率によって、昼光率は変わります。

選択肢3. 室内のある点における昼光率は、時刻や天候によって変化する。

不適当です。

昼光率は、室内の照度を屋外の全天空照度で割った割合です。

時刻や天候が変わると、屋外の明るさそのものは変化します。それにともなって室内の明るさも変化しますが、両方が同じような割合で変化するため、昼光率は基本的に一定です。

昼光率は、主に窓の大きさや位置、室内の形、壁や天井の反射率などによって決まります。

選択肢4. 室内に要求される基準昼光率は、居間より事務室のほうが高い。

適当です。

基準昼光率とは、部屋の用途に応じて必要とされる昼光率の目安です。

事務室では、書類を読んだり細かな作業をしたりするため、居間よりも高い明るさが求められます。

そのため、事務室の基準昼光率は、居間より高く設定されます。

まとめ

昼光率は、室内の明るさそのものではなく、屋外の全天空照度に対する室内照度の割合です。

そのため、時刻や天候によって屋外の明るさが変わっても、昼光率は基本的には変わりません。

昼光率に大きく影響するのは、窓の大きさや位置、空の見え方、室内表面の反射率などです。

また、細かな作業を行う事務室では、居間より高い基準昼光率が求められます。

したがって、「昼光率は時刻や天候によって変化する」という記述が不適当です。

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02

単語それぞれの意味と関連用語をあわせておさえておくと良いです。

選択肢1. 昼光率とは、室内のある点の天空光による照度を、全天空照度で除したものである。

正しい。

設問のとおり。

選択肢2. 昼光率は、窓等の採光部の立体角投射率によって異なる。

正しい。

立体角投射率と直接昼光率は、高い関連性があります。

選択肢3. 室内のある点における昼光率は、時刻や天候によって変化する。

不適当です。

昼光率は、室内のある点の照度を全天空照度で除した割合なので、時刻や天候により変化しません。

選択肢4. 室内に要求される基準昼光率は、居間より事務室のほうが高い。

正しい。

作業を目的とする事務室のほうが、明るさが必要です。

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