2級建築施工管理技士 過去問
令和8年(2026年)前期
問7 (建築学(選択) 問3)
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和8年(2026年)前期 問7(建築学(選択) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
- 鉄骨構造の柱は、鉄筋コンクリート構造の柱に比べ、小さな断面で大きな荷重に耐えることができる。
- 鉄骨構造の架構は、鉄筋コンクリート構造の架構と比べ、変形能力が高い。
- 大空間を必要とする建築物に用いる長大な梁は、トラス梁とすることで軽量化を図ることができる。
- 軽量鉄骨構造に用いる軽量形鋼は、通常の形鋼に比べ、部材がねじれにくく局部座屈に強い。
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この過去問の解説 (2件)
01
最も不適当なのは、
「軽量鉄骨構造に用いる軽量形鋼は、通常の形鋼に比べ、部材がねじれにくく局部座屈に強い。」
です。
軽量形鋼は、薄い鋼板を曲げて作るため軽量ですが、通常の形鋼に比べてねじれや局部座屈が起こりやすいという特徴があります。そのため、「ねじれにくく局部座屈に強い」という部分が逆になっています。
適当です。
鋼材は、コンクリートに比べて大きな力に耐えることができます。
そのため、同程度の荷重を支える場合、鉄骨構造では鉄筋コンクリート構造より柱の断面を小さくしやすいという特徴があります。
柱を細くできるため、室内の有効な面積を広く取りやすいという利点もあります。
適当です。
鋼材には、大きな力を受けても、すぐに壊れずにある程度変形できる性質があります。
このため鉄骨構造は、鉄筋コンクリート構造に比べて、一般に大きな変形に耐える能力が高い構造です。
地震などによって大きな力が加わった場合にも、鋼材が変形することでエネルギーを吸収できます。
適当です。
トラス梁は、細長い部材を三角形になるように組み合わせて作る梁です。
部材に生じる力を主に引張力や圧縮力として受けるため、材料を効率よく使うことができます。
そのため、長い距離を柱なしで支えながら、梁そのものを軽くすることができます。
体育館や工場、展示場など、大きな空間を必要とする建築物に適しています。
不適当です。
軽量形鋼は、比較的薄い鋼板を折り曲げて、C形などの断面にした鋼材です。
薄い材料を使うため軽量ですが、その反面、通常の形鋼に比べてねじれが生じやすく、局部座屈も起こりやすいという特徴があります。
局部座屈とは、部材全体が曲がるのではなく、鋼材の薄い部分だけが局部的に変形してしまう現象です。
したがって、「ねじれにくく局部座屈に強い」という説明は誤りです。
鉄骨構造は、鋼材の強度が高いため、比較的小さな断面で大きな荷重を支えることができ、変形能力も高いという特徴があります。
また、大きな空間ではトラス梁を使うことで、長い梁を効率よく軽量化できます。
一方、軽量形鋼は薄い鋼板から作られるため軽量ですが、通常の形鋼よりねじれや局部座屈が起こりやすい点に注意が必要です。
この問題では、軽量形鋼について「ねじれにくく局部座屈に強い」としている記述が不適当です。
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02
鉄骨構造の特長をおさえておくと良いです。
正しい。
鉄筋コンクリート構造と比べると、鉄骨構造のほうが部材断面を小さくできます。
正しい。
鉄骨構造は、靭性(ねばり強さ)が高いことが特長です。
正しい。
トラスとは、短い部材を組み合わせて三角形を構成することで各部材に単純な圧縮力と引張力を負担させる構法です。
長大な梁でも小さな断面部材を使用し、軽量化できます。
不適当です。
軽量形鋼は、6.0mmまでの薄い断面のものをいい、負担できる荷重は小さいです。
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