2級建築施工管理技士 過去問
令和8年(2026年)前期
問11 (建築学(選択) 問7)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和8年(2026年)前期 問11(建築学(選択) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

図に示す単純梁ABの点Cにモーメント荷重Mが作用したときの曲げモーメント図として、正しいものはどれか。
ただし、曲げモーメントは、材の引張側に描くものとする。
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この過去問の解説 (2件)

01

この問題のポイントは、点Cに集中荷重ではなくモーメント荷重Mが作用していることです。モーメント荷重が作用する点では、せん断力は変化しませんが、曲げモーメント図がその位置で急に飛びます。また、支点A・Bでは曲げモーメントは0になります。問題の図では、点CはABの中央にあり、時計回りのモーメントMが作用しています。

 

【曲げモーメント図の求め方】

まず、梁全体のつり合いを考えます。

梁ABの長さをlとすると、点Cは中央なので、

AC=l/2
CB=l/2

です。

点Cの時計回りのモーメントMにつり合わせるため、支点には大きさが等しく向きが反対の反力が生じます。

支点Aでは下向き、

RA=M/l

支点Bでは上向き、

RB=M/l

となります。

AからCまでには途中に鉛直方向の荷重がないため、曲げモーメントはAの0から直線的に変化します。

Cのすぐ左側では、その大きさは、

M/l×l/2=M/2

となります。

この部分では梁の上側が引張側になるため、問題の条件に従って曲げモーメント図を梁の上側に描きます。

点Cではモーメント荷重Mが直接作用しているので、曲げモーメント図は、

-M/2から+M/2へ、Mだけ急に変化します

その後、CからBまでは直線的に小さくなり、支点Bで0になります。

この部分では梁の下側が引張側になるため、曲げモーメント図を梁の下側に描きます。

選択肢1. 解答選択肢の画像

適当です。

支点Aでは曲げモーメントが0で、Cに近づくにつれて直線的に大きくなります。

点Cでは、モーメント荷重Mによって曲げモーメント図が上下に不連続となります

その後は支点Bに向かって直線的に小さくなり、Bで0になります。

さらに、問題では曲げモーメントを引張側に描くとしているため、AC間は上側、CB間は下側になります。

選択肢2. 解答選択肢の画像

この図では、AC間とCB間で曲げモーメントがそれぞれ一定になっています。

しかし、この梁には支点反力が生じているため、曲げモーメントは支点からの距離に応じて変化します。

また、単純梁の支点A・Bでは曲げモーメントは0なので、支点まで一定の大きさをもつ長方形にはなりません。

選択肢3. 解答選択肢の画像

誤りです。

形そのものは、支点で0になり、Cで曲げモーメントが急に変化しているため似ています。

しかし、上下の向きが反対です。

問題では曲げモーメントを材の引張側に描くため、時計回りのモーメントMが作用するこの場合は、AC間を上側、CB間を下側に描きます。

選択肢4. 解答選択肢の画像

誤りです。

この図も曲げモーメントを一定としている点が適切ではありません。

支点A・Bでは曲げモーメントが0になるので、両端で図が0になる三角形状でなければなりません。

また、引張側についても、正しい図とは上下が反対です。

まとめ

この問題では、単純梁の途中にモーメント荷重が作用した場合の曲げモーメント図を理解することがポイントです。

覚えておきたい点は、

・単純梁の支点A・Bでは、曲げモーメントは0になります。
・鉛直方向の分布荷重がない区間では、曲げモーメント図は直線的に変化します。
・集中したモーメント荷重が作用する位置では、曲げモーメント図がそのモーメントの大きさだけ急に変化します
・曲げモーメントを引張側に描く場合、この問題ではAC間が梁の上側、CB間が梁の下側になります。

したがって、AからCまで上側の三角形、CからBまで下側の三角形となり、Cで上下に飛んでいる図が正しい曲げモーメント図です。

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02

まずは反力を考えます。

支点Cに時計回りのモーメント荷重が作用しているため、

つりあいを考えると支点Aに下向き、支点Bに上向きの同じ力が作用しているとわかります。

次にせん断力が全体に下向き(マイナス)に作用していることがわかります。

よって、曲げモーメント図は、支点Aから右上の線を描き、モーメント荷重Mの位置で下向きに、支点Cに向けて右上の線となります。

選択肢1. 解答選択肢の画像

正しい。

ポイントは

・単純梁のため、A・C点では曲げモーメント=0

・C点で直線を描く

 

参考になった数1