2級建築施工管理技士 過去問
令和8年(2026年)前期
問12 (建築学(選択) 問8)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和8年(2026年)前期 問12(建築学(選択) 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

鋼及び鋼材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 鋼のヤング係数は、約2.05✕105N/mm2である。
  • 鋼の密度は、約2.3g/cm3である。
  • 一般構造用軽量形鋼は、SSC材と呼ばれ、冷間成形された軽量形鋼である。
  • 建築構造用炭素鋼鋼管は、STKN材と呼ばれ、材質をSN材と同等とした円形鋼管である。

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この過去問の解説 (2件)

01

最も不適当なのは、

「鋼の密度は、約2.3g/cm3である。」

です。

鋼の密度は、約7.85g/cm3です。したがって、「約2.3g/cm3」という値は誤りです。

選択肢1. 鋼のヤング係数は、約2.05✕105N/mm2である。

適当です。

ヤング係数とは、材料が力を受けたときの変形しにくさを表す値です。

鋼のヤング係数は、

約2.05×10⁵N/mm²

です。

この値が大きいほど、同じ力を受けても変形しにくい材料といえます。

選択肢2. 鋼の密度は、約2.3g/cm3である。

不適当です。

鋼の密度は、約7.85g/cm3です。

つまり、1cm³の鋼の重さは約7.85gです。

約2.3g/cm³という値は鋼の密度としては小さすぎます。

したがって、「約2.3g/cm³」という部分が誤りです。

選択肢3. 一般構造用軽量形鋼は、SSC材と呼ばれ、冷間成形された軽量形鋼である。

適当です。

一般構造用軽量形鋼は、比較的薄い鋼板を常温で折り曲げるなどして作られます。

このように、鋼材を加熱せずに成形することを冷間成形といいます。

一般構造用軽量形鋼にはSSC400などがあり、SSC材と呼ばれます。

選択肢4. 建築構造用炭素鋼鋼管は、STKN材と呼ばれ、材質をSN材と同等とした円形鋼管である。

適当です。

建築構造用炭素鋼鋼管は、建築物の柱などに使用される円形の鋼管です。

この鋼材はSTKN材と呼ばれ、建築構造用圧延鋼材であるSN材と同じように、建築構造に必要な性能を考えて作られています。

そのため、建築物の柱などの構造部材に用いられます。

まとめ

鋼や鋼材については、基本的な数値と鋼材の記号を覚えておくことが大切です。

鋼のヤング係数は、約2.05×10⁵N/mm²です。

鋼の密度は、約7.85g/cm³であり、約2.3g/cm³ではありません。

また、一般構造用軽量形鋼はSSC材、建築構造用炭素鋼鋼管はSTKN材と呼ばれます。

この問題では、鋼の密度を約2.3g/cm³としている記述が不適当です。

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02

代表的な用語と単位を整理しておくと良いです。

選択肢1. 鋼のヤング係数は、約2.05✕105N/mm2である。

正しい。

設問のとおり。

選択肢2. 鋼の密度は、約2.3g/cm3である。

不適当です。

鋼の密度は「7.85g/cm3」です。

選択肢3. 一般構造用軽量形鋼は、SSC材と呼ばれ、冷間成形された軽量形鋼である。

正しい。

設問のとおり。

SSC材は、主に下地材として使用されます。

選択肢4. 建築構造用炭素鋼鋼管は、STKN材と呼ばれ、材質をSN材と同等とした円形鋼管である。

正しい。

設問のとおり。

SN材とは、建築構造用圧延鋼材です。

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