2級建築施工管理技士 過去問
令和8年(2026年)前期
問26 (建築施工 問9)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和8年(2026年)前期 問26(建築施工 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

外部に面するサッシ等のガラス工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 網入板ガラスは、ガラスの下辺小口及び縦小口の下端より1/4の高さまで防錆処置をした。
  • 高層階のバルコニーのガラス手すりは、合わせガラスを使用した。
  • グレイジングチャンネルの継目の位置は、ガラスの下辺中央部とした。
  • ガラス溝内に置くセッティングブロックは、ガラス1枚につき2か所設置した。

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この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なのは、

「グレイジングチャンネルの継目の位置は、ガラスの下辺中央部とした。」

です。

グレイジングチャンネルは、ガラスの周囲にはめ込むガスケットです。継目から雨水などが入りにくいように、継目はガラスの上辺中央部に設けるのが基本です。下辺中央部に設けるのは適切ではありません。グレイジングチャンネルは、建築用ガスケットとしてサッシなどへのガラスの取付けに用いられます。

選択肢1. 網入板ガラスは、ガラスの下辺小口及び縦小口の下端より1/4の高さまで防錆処置をした。

適当です。

網入板ガラスには、ガラスの中に金属製の網が入っています。ガラスの小口から水分が入ると、この網がさびて、ガラスにひび割れなどが生じるおそれがあります。

そのため、外部に面する網入板ガラスでは、下辺小口と、縦小口の下端から1/4の高さまで防錆処置を行います。国土交通省の標準仕様書にも、この範囲にガラス用防錆塗料や防錆テープを用いることが示されています。

選択肢2. 高層階のバルコニーのガラス手すりは、合わせガラスを使用した。

適当です。

合わせガラスは、2枚以上のガラスの間に中間膜をはさんだガラスです。

割れた場合でも、破片が中間膜に付きやすく、飛散や脱落を抑えることができます。高層階のバルコニー手すりでは、ガラスが割れて落下すると大きな事故につながるため、合わせガラスのような安全性の高いガラスを用いることが適しています。

選択肢3. グレイジングチャンネルの継目の位置は、ガラスの下辺中央部とした。

不適当です。

グレイジングチャンネルは、ガラスの四周を包むように取り付ける材料です。

継目を下辺に設けると、雨水などがたまりやすい下部に継目ができることになります。

そのため、継目はガラスの下辺中央部ではなく、上辺中央部に設けます。グレイジングチャンネルは、外部に面するサッシなどで用いられる建築用ガスケットの一種です。

選択肢4. ガラス溝内に置くセッティングブロックは、ガラス1枚につき2か所設置した。

適当です。

セッティングブロックは、ガラスの下部に置いて、ガラスの重さを支えるための部材です。

一般に、ガラス1枚に対して下辺の2か所に設け、ガラスの荷重を安定して支えます。国土交通省の標準仕様書でも、セッティングブロックはガラスの大きさに適したものを使用し、ガラスを適切に支持する材料として扱われています。

まとめ

外部に面するガラス工事では、雨水への対策と、ガラスが割れたり脱落したりしないための安全対策が重要です。

網入板ガラスは、小口から水分が入って内部の網がさびないように防錆処置を行います。

高層階のガラス手すりには、破損時の飛散や脱落を抑えやすい合わせガラスが適しています。

また、セッティングブロックはガラスの重さを支えるために設けます。

特に覚えておきたいのは、グレイジングチャンネルの継目は、雨水の影響を受けやすい下辺ではなく、上辺中央部に設けるという点です。したがって、「下辺中央部とした」という記述が不適当です。

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