2級建築施工管理技士 過去問
令和8年(2026年)前期
問34 (施工管理法 問7)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和8年(2026年)前期 問34(施工管理法 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

フレッシュコンクリートの荷卸し地点での試験及び検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • スランプ試験は、0.5cm単位で測定する。
  • スランプの許容差は、指定したスランプの値にかかわらず一定とする。
  • 空気量の許容差は、指定した空気量の値にかかわらず一定とする。
  • 温度測定は、試料に挿入した状態の温度計の値を1℃単位で読み取り、記録する。

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この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なのは、

「スランプの許容差は、指定したスランプの値にかかわらず一定とする。」

です。

スランプの許容差は一定ではなく、指定するスランプの値によって異なります。たとえば、スランプ8cm以上18cm以下では許容差は±2.5cm、21cmでは原則として±1.5cmです。

選択肢1. スランプ試験は、0.5cm単位で測定する。

適当です。

スランプ試験は、フレッシュコンクリートのやわらかさや流動性の程度を調べる試験です。

スランプコーンを引き上げた後、コンクリートがどれだけ下がったかを測ります。

このとき、スランプは0.5cm単位で測定します

選択肢2. スランプの許容差は、指定したスランプの値にかかわらず一定とする。

不適当です。

スランプには、指定した値に対して認められる範囲があります。これが「許容差」です。

しかし、その許容差はすべて同じではありません。

たとえば、

スランプ8cm以上18cm以下:±2.5cm

スランプ21cm:原則として±1.5cm

となっています。

したがって、「指定したスランプの値にかかわらず一定」という部分が誤りです。

選択肢3. 空気量の許容差は、指定した空気量の値にかかわらず一定とする。

適当です。

フレッシュコンクリートには、耐久性や施工性などを確保するため、適切な量の空気を含ませます。

空気量については、指定した値に対する許容差を±1.5%とします。つまり、スランプとは違い、空気量の許容差は一定です。

この問題では、

スランプの許容差=指定値によって異なる

空気量の許容差=±1.5%で一定

という違いを押さえることが重要です。

選択肢4. 温度測定は、試料に挿入した状態の温度計の値を1℃単位で読み取り、記録する。

適当です。

フレッシュコンクリートの温度は、温度計を試料に挿入して測定します。

温度計が試料の温度を示すまで待ち、温度を1℃単位で読み取って記録します。フレッシュコンクリートの温度測定方法はJIS A 1156に定められています。

まとめ

フレッシュコンクリートの荷卸し地点では、スランプ、空気量、温度などを確認して、求められた品質を満たしているかを調べます。

特に重要なのは、スランプと空気量では許容差の考え方が違うことです。

スランプは0.5cm単位で測定し、許容差は指定するスランプによって異なります

一方、空気量の許容差は±1.5%で一定です。

したがって、「スランプの許容差は、指定したスランプの値にかかわらず一定とする」という記述が不適当です。

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