2級建築施工管理技士 過去問
令和8年(2026年)前期
問35 (施工管理法 問8)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和8年(2026年)前期 問35(施工管理法 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

品質管理に用いる図表及び用語に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 散布図とは、対応する2つの特性を横軸と縦軸にとり、観測値を打点してつくるグラフ表示である。
  • マトリックス図法とは、行と列に配置した二元表によって2つの事象の関係を示す交点の情報を記号化することで必要な情報を得る手法である。
  • PDCAサイクルとは、品質を向上させるために、計画、実施、コスト、処置のサイクルを繰り返す取組みである。
  • QCDSEとは、施工管理において基本の項目となる品質、原価、工期、安全、環境のことである。

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この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なのは、

「PDCAサイクルとは、品質を向上させるために、計画、実施、コスト、処置のサイクルを繰り返す取組みである。」

です。

PDCAサイクルのPDCAは、Plan(計画)、Do(実施)、Check(確認・評価)、Act(改善・処置)を表します。

したがって、「コスト」としている部分が誤りです。

選択肢1. 散布図とは、対応する2つの特性を横軸と縦軸にとり、観測値を打点してつくるグラフ表示である。

適当です。

散布図は、2つの項目にどのような関係があるかを調べるためのグラフです。

一方の項目を横軸、もう一方の項目を縦軸にとり、それぞれの観測値を点として記入します。

たとえば、「気温が高くなるほど商品の売上が増えるか」など、2つの項目の関係を調べる場合に利用できます。

点の並び方を見ることで、2つの項目に関係があるかどうかを判断しやすくなります

選択肢2. マトリックス図法とは、行と列に配置した二元表によって2つの事象の関係を示す交点の情報を記号化することで必要な情報を得る手法である。

適当です。

マトリックス図法は、複数の項目を縦と横に並べ、その交点を使って項目同士の関係を整理する方法です。

たとえば、横に「問題点」、縦に「原因」を並べ、それぞれの関係が強いか弱いかを記号で示します。

これにより、複雑な項目同士の関係を整理して、重要な関係を見つけやすくなります

選択肢3. PDCAサイクルとは、品質を向上させるために、計画、実施、コスト、処置のサイクルを繰り返す取組みである。

不適当です。

PDCAサイクルは、仕事や品質管理を継続的に改善していくための考え方です。

PDCAは、

Plan(計画)

Do(実施)

Check(確認・評価)

Act(改善・処置)

の頭文字を取ったものです。

つまり、

計画を立てる

計画を実行する

結果を確認・評価する

問題があれば改善する

という流れを繰り返します。

したがって、「コスト」ではなく「Check(確認・評価)」が入ります。

選択肢4. QCDSEとは、施工管理において基本の項目となる品質、原価、工期、安全、環境のことである。

適当です。

QCDSEは、施工管理で重要となる5つの項目を表しています。

Q=Quality(品質)

C=Cost(原価)

D=Delivery(工期)

S=Safety(安全)

E=Environment(環境)

です。

建築工事では、品質だけを良くすればよいのではなく、原価や工期、安全、周囲の環境なども含めてバランスよく管理することが重要です。

まとめ

品質管理では、さまざまな図表や考え方を使って、問題点を見つけたり改善したりします。

散布図は、2つの項目の関係を点の分布から調べるグラフです。

マトリックス図法は、縦と横に項目を並べ、その交点から項目同士の関係を整理する方法です。

QCDSEは、品質・原価・工期・安全・環境という施工管理の基本的な項目を表します。

また、PDCAサイクルは、Plan(計画)→Do(実施)→Check(確認・評価)→Act(改善・処置)の順に進めます。

この問題では、PDCAのCを「コスト」としている記述が不適当です。

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