2級建築施工管理技士 過去問
令和8年(2026年)前期
問40 (施工管理法(能力問題) 問3)
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和8年(2026年)前期 問40(施工管理法(能力問題) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
- 硬質塩化ビニル製軒どいは、とい受け金物に金属線で取り付けた。
- 硬質塩化ビニル製たてどいは、継いだ長さが10mを超えたため、エキスパンション継手を設けた。
- 硬質塩化ビニル製軒どいの両端は、接着剤を用いて集水器に堅固に取り付けた。
- 塗装鋼板製谷どいの継手部は、シーリング材を入れ60mm重ね合わせて、リベットで留め付けた。
- 鋼板製はいどいは、上の階のたてどいから下の階の集水器まで、屋根の流れに沿って取り付けた。
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この過去問の解説 (1件)
01
最も不適当なのは、
「硬質塩化ビニル製軒どいの両端は、接着剤を用いて集水器に堅固に取り付けた。」
です。
硬質塩化ビニル製の軒どいは、気温の変化によって伸び縮みします。そのため、軒どいは集水器などの部分で伸縮を吸収できるように取り付ける必要があります。両端を接着剤で堅固に固定すると、伸縮できなくなり、変形や破損の原因になります。国土交通省の標準仕様書でも、接続した軒どいは1本10m以内とし、集水器などの部分で伸縮を吸収することが示されています。
適当です。
硬質塩化ビニル製の丸軒どいは、とい受け金物に載せ、金属線を使って固定することができます。
ただし、強く締め付けすぎると、温度変化による軒どいの伸縮を妨げてしまいます。
そのため、軒どいの伸縮を妨げない程度に、金属線で固定することがポイントです。国土交通省の標準仕様書では、径1.2mm程度の金属線で固定することが示されています。
適当です。
硬質塩化ビニルは、温度の変化によって伸び縮みする材料です。
長いたてどいを接着してつないだ場合、その伸縮量も大きくなります。
そのため、継いだたてどいの長さが10mを超える場合には、エキスパンション継手を設けます。
エキスパンション継手は、たてどいの伸び縮みを吸収し、変形や破損を防ぐためのものです。
不適当です。
硬質塩化ビニル製の軒どいも、温度変化によって伸び縮みします。
そのため、軒どいの継手や曲がりなどには専用部品を接着剤で取り付けますが、集水器の部分では軒どいの伸縮を吸収できるようにしておく必要があります。
軒どいの両端を集水器へ接着剤で完全に固定すると、軒どいが自由に伸び縮みできません。
したがって、「接着剤を用いて集水器に堅固に取り付けた」という部分が不適当です。
適当です。
谷どいには、屋根から流れてきた雨水が集まるため、継手から水が漏れないようにすることが重要です。
そのため、継手部分にはシーリング材を入れて防水性を確保し、鋼板を重ね合わせてリベットで固定します。
金属製の谷どいでは、シーリング材とリベットを組み合わせて継手の防水性と固定性を確保する方法が用いられます。メーカーの施工資料でも、谷どいの重ね継ぎでシーリング材を用い、リベットで固定する方法が示されています。
適当です。
はいどいは、上の階から流れてきた雨水を、下の階にある集水器などへ導くため、屋根面に沿って設けるといです。
そのため、上階のたてどいから下階の集水器まで、屋根の流れに沿って取り付ける方法は適切です。
屋根の上を通して雨水を確実に下流側へ導くことで、雨水を適切に排水できます。
とい工事では、雨水を確実に流すことに加えて、材料の温度による伸縮を考えることが重要です。
硬質塩化ビニル製の丸軒どいは、伸縮を妨げないように金属線でとい受け金物に固定します。
たてどいは、接続した長さが10mを超える場合、エキスパンション継手を設けて伸縮を吸収します。
また、軒どいは1本の長さを10m以内とし、集水器などの部分で伸縮を吸収できるようにすることが重要です。
したがって、硬質塩化ビニル製軒どいの両端を、接着剤で集水器に堅固に固定してしまう記述が不適当です。
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